2008年03月02日

バスボム(バスフィズ)作り

最近、バスボム(バスフィズ)作りに凝っている。
いろいろなレシピが出ているが、基本はおおよそ『重曹2:クエン酸1』。
そこに加える、コーンスターチ、片栗粉、塩、グリセリンや植物オイルなどは『1』(クエン酸と同じ量)

作り方は
1.重曹2とクエン酸1、その他加えるもの1を混ぜ合わせる。
2.水(ハーブ水や芳香蒸留水、精製水などでも可)をほんの少しづつ加え、混ぜる。霧吹きで加え、一噴きごとに混ぜたほうが失敗しにくい。
3.しっとりして、強く握ると固まるくらいになったら、型に入れたり、丸めたりして形を整える。(型に入れるほうが簡単)
4.数時間乾燥させて、(型に入れたものは外して)出来上がり。

注意としては、水を加える際には、本当に本当に少しづつ。
霧吹きなら、1回ごとにかき混ぜ、確認したほうがいい。
手で丸めるよりは、型に入れたほうが、最初は作りやすいと思う。
市販のもののような泡は出ないが、自己満足には浸れる・・・


babu-jyu.JPG
(片栗粉を使ったもの)

babu-kon.JPG
(取り出すときに崩れてしまったが、コーンスターチを使ったもの)

片栗粉やコーンスターチを使うと、湯水が若干白くなる。
市販の入浴剤のように白くなるわけではないので、なんとなく中途半端というか・・・とにかく、気に入らなかった。

そこで、重曹2:クエン酸1だけで、作ってみた。
すると、水は霧吹き1回で済み、使用した時の湯水も透明。
その上、片栗粉・コーンスターチを使ったときより、泡が大きいような気がした。

babu-non.JPG
(重曹とクエン酸のみ。型は100円ショップでバレンタインシーズンに、手作りチョコの型として売っていたもの)

色がつかないものが出来たので、大満足だ。
たくさん作って、引っ越しにあたってボラ仲間やママ友への『お礼』代わりにしようかと思っている。

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2006年11月18日

リップ作り、再び・・・

寒くなってきたこの頃、メイの口唇が切れそうになってきた。
そこで、また、リップ作り。
昨年のものも、夏の間は使われないまま、残っていたが、ここはもったいない思いを拭って廃棄。
臭いも怪しくはなかったが、手作り化粧品は、市販品と違い保存性に劣るので、思い切って廃棄することも大切だ。

【材料】
みつろう  小さじ1
シアバター 小さじ1
オイル   小さじ1
酸化鉄   小量
(私の分のみ、マイカブロンズ 小量)

オイルは手元にあったアプリコットカーネルオイルを使用した。
シアバターは保湿性に優れるので、試しに入れてみた。

rippi.jpg

上側がメイの酸化鉄のみのリップ。
下側がマイカブロンズ入り。

画像ではわかりにくいかもしれないが、色の付き具合としては上側の方が薄目。
所々濃くなっているのは、塊になって付いてしまった部分。
下側の方がマイカ入りなので、ラメっぽくなっている。
実際に付けると、酸化鉄のみの方は、ほとんど色付きがない。
口唇本来の色に負けてしまっている感じだが、メイのリップなのでちょうどいい。
マイカ入りのほうは、ラメっぽくなる分、『つけている』と言うことはわかるものの、口唇本来の色が若干濃くなったような感がするくらいで、発色が良いというわけではない。
発色を期待するなら、もっと多量の酸化鉄とマイカを入れないと無理だ。

使い心地は、シアバターを加えたせいか、つけたときにはベッタリとした感じがするが、馴染んでくるとしっとり感が出てきて、なかなかいい。
乾燥しがちな冬場のリップとしては、ちょうどいいのではないかと思う。
冬用リップに、バター類を加えるのは、お勧めだ。
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2006年07月10日

虫刺され用アロマブレンド

メイとジンが毎日公園に行くようになって、蚊に刺されるようになってきたので、虫刺され薬をエッセンシャルオイルで作ってみた。

【材料】
シアバター 少々・・・オイル類であれば何でもOK
ティートリー
ユーカリ
ラベンダー
ペパーミント

【作り方】
ベースとなるオイル類の10〜20%くらいになるように、エッセンシャルオイルを混ぜる
我が家では、本当に小量(ベースが10gもないくらい)で作るので、各1〜2適づつくらい混ぜる
ティートリー・ユーカリ・ラベンダーには殺菌消炎作用があると言われている。
ティートリー・ラベンダーは香りの相性もいいので、ユーカリ独特の香りを和らげてくれる
ペパーミントはかゆみを抑えるらしく、香りもさっぱりするので、お勧め

私はこれを持ち歩いているので、蚊に刺された後を見つけると、付けて上げる。
すると、周りのお母さんが「メイちゃん(ジンくん)、虫刺されの薬つけたでしょ。いい匂いがするから、すぐわかるわ〜〜」と言われる。
それくらい、香りに関しては保証付だ。

効果のほどはというと、蚊に刺されて、まだ掻いていない状態なら、10分ほどで、刺された跡があまりわからなくなる。
ちょっと掻き毟っていたり、酷く刺されていたりすると、何度も刷り込むように塗らないとならない。

実は、虫除けもエッセンシャルオイルで作っていた。
溶剤にアルコールを使い、ティートリー・シトロネラ・ゼラニウムをブレンドして、水で薄めて使っていた。

かつて、メイがシュタイナーのサークルに参加していた時は、他の参加者の方も、エッセンシャルオイルがメインの虫除けを使っていた。
(手作りだったり、市販だったりしたが・・・)
そのときは、エッセンシャルオイルの虫除けだから効かないと思ったことはなかったのだが、今は、全然効かないと思う。

それは、一緒に公園で遊んでいる子どもたちは、皆、市販のスプレー式虫除けをバンバン使っているからなのだと思う。

市販の虫除けには大抵、『ディート』と呼ばれる昆虫忌避剤が使われている。
この『ディート』は、昨年夏、6が月未満の乳児への使用を控えるようにとのニュースがあったので、知っている方もいるのではないかと思うが、あまり大きな話題でもなかったので、知らない人も多い。

カナダなどでは、30%以上の濃度では販売できず、虫刺されの恐れのある場合、6か月から 2才の子供には、10%以下の製品を1日1回顔と手以外に使っても良い、2〜12才の子供には1日3回まで、顔と手以外に使っても良い、長期使用は避けるという規制が発表されているようなシロモノだ。

でも、天然素材の虫除けと化学的な虫除けでは、もちろん、虫(蚊)は天然素材のものを使っている方によって来やすい。
『虫除け効果も多少ある』天然素材と、『虫除けのために作られた』化学成分なのだから、どちらが昆虫忌避度が高いかと考えれば、当たり前のことだ。
おかげで、メイとジンは、公園に行くと、蚊の集中砲火に会ってしまう・・・

特にジンはまだ1歳で、蚊に刺される免疫が少ないせいもあるし、体質もあってか、かなり腫れてしまう。
天然素材の虫除けといっても、口に入れる可能性のある手には塗れないので、今は指が腫れるほど、蚊に刺されてしまっている。

メイとジンを蚊の餌食にするために、公園に行くわけではない。
でも、タダでさえ化学成分にさらされ易い現代っ子だから、避けられるものは少しでも避けてあげたい。

天然素材を使用していても、市販のものなら、虫除けできるのかな??
やっぱり、蚊の餌食にしないためには、毎日ディート入りの虫除けを使うしかないのかな??
(時計型とか、ぶら下げ型などは、おもちゃにしてしまうので、使用不可だろう)

最近はスプレー式といっても、シューッとなるガス使用タイプでなく、シュッシュとやる押し下げスプレータイプの虫除けも市販されている。
泥汚れ、砂汚れするから、公園から戻ったら、まずお風呂に入るから、すぐ洗い落とせるし、使うのは1日2時間くらいだし・・・

ジンの腫れた指を見ていると、自分の主義主張を曲げた方がいいのかなとも思ってしまう。



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2006年04月23日

日焼け後のケア

金曜日、自分の興味と性格から、バッチリ日焼けをしてしまった私。
しかも、日焼け後のケアのための化粧品を、全く作ってなかったことに気づき、後から呆然・・・

急遽、いろいろ調べ、手持ちの素材で出来るものを作ってみました。

【日焼け後のケア・基本】
日焼けとは、要するに軽いヤケドのようなもの。
基本のケアは、同じです。
熱が治まるまで、とにかく冷やす。
保水・保湿する。
皮はむかない。
ヒドイ場合は医者へ・・・

【日焼け後のケア・私の場合】
直後は、『赤くなっている』くらいだったのが、夕食時には『暑い、ヒリヒリする』に変化。
これがサンバーン。
とにかく冷やした・・・とはいっても、ずっと水につけていられるわけではないので、冷やして、化粧水をつけてといった感じ。
この時の化粧水には、ラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴。
ラベンダーを使うため、いつもの手作り化粧水ではなく、市販のものを使用した。
日焼け後のケアは実験していないので、効果があるのかどうか、なんともいえないところだが、ラベンダーのエッセンシャルオイルには殺菌効果、瘢痕形成作用もあるというから、日焼け後のケアにはお勧めできる。

この化粧水について思うことがある。
市販のもの、というと、いろいろな合成成分が入っているという先入観があると思うが、100円ショップのものが合成成分が少ないように思う。
手作り化粧品を作っているせいで、成分は確認しているのだが、今時折使っているものは、100円ショップの米ぬか化粧水。
成分は『水、グリセリン、BG、PEG−20ソルビタンココエート、米ぬかエキス、へちまエキス、メチルパラベン、香料』
グリセリンは植物油脂または動物油脂から作られる保湿剤。
PEG−20ソルビタンココエートは乳化剤の一種。
BGはブチレングリコールといい、グリセリンより軽い保湿剤。
生薬抽出にも使われる基材である。
メチルパラベンは防腐剤。
安い化粧品のほうが、材料を少なくするせいか、化学合成された成分が少ないように思う。
夏場などは、化粧品を作っても作っても、ダメにしてしまうのが早いので、水の変わりに、こういった成分の少ない市販の化粧品を使うことも多い。
特にメイ用のものは『友達に見せる』と言って炎天下の中持ち歩くこともあるので、成分の少ない化粧品は重宝している。
成分を知り、使い分けることも、知識を生かすことだと思う。


サンバーンが治まってきたあとの保水・保湿だが、低刺激の化粧水で十分保湿し、乳液などで保湿すればいいということなので、刺激が少ない手作り化粧品なら、何でもとりあえずは大丈夫なのではないかと思う。
保湿に関しては、刺激が少ないほうがいいということで、ワセリンでもいいという人もいたくらいだ。

そこで、いつものお茶+ベタイン+ヒアルロン酸の化粧水に、欲張ってシルクパウダーを加えたものを作り、乳液にはココナッツオイル+エミュオイル+ベタイン+ヒアルロン酸+キサンタンガムの乳液を作った。

日焼け後に大切なのは、水分補給とメラニン生成の予防、体の酸化を防ぐこと。
今回使ったものの、期待できる効果は次の通り

●お茶・・・ビタミンCはメラニン生成を阻害することで有名、カテキンは坑酸化効果があるとして知られている。飲用としても良い。
●シルクパウダー・・・セリシンは美白効果、フィブロインは保湿効果
●ヒアルロン酸・・・保水性や浸透性に優れている
●ベタイン・・・保湿性があり、保水力浸透性に優れている
●エミュオイル・・・保湿、浸透に優れ、肌のトラブルを修復

この中で、お勧めはエミュオイル。
エミュオイルの肌を修復する効果は、本当に期待できる。
昨冬、メイの足だけ肌荒れという状態も、メイ用の乳液を作ったが、塗らせてくれたり逃げたりするメイに業を煮やして、エミュオイルをそのまま塗ってしまったら、すぐに治った。
私自身、いろいろ手を出していることが溜まって忙しい時に肌荒れ、肌疲れすると、ブレンドもせず、そのまま塗ってしまう。
エミュオイル自身に、美容液的な効果があるのだ。

おかげで、私の足のサンバーン状態は治まった。
このあと、これを美白するかどうか、迷っている。
・・・というのは、また、実験したくなるので、自分の身体と財布との相談になってくるからだ。
posted by 荷葉 at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

手作り日焼け止めの効果実験!?

昨日は、横浜市金沢区にある海の公園に、潮干狩りに行った。
あいにく『小潮』だったので、潮の引きは良くないのだが、夫の休みの都合と私の都合を考え合わせると、GW前は昨日しか選べなかったので、「どうせ膝くらいまでは海に入っちゃうから、潮が引かなくてもいいよ」という夫の言葉で決行した。

私は、ジンに張り付いていないと危ないので、潮干狩りは出来ない。
そこで、この間『植物性材料のみで日焼け止めが作れるか?』を考えて以来、頭にこびり付いたように残っていた『手作り日焼け止めの効果』の実験をしようかと思いついた。
もちろん、実験台になるのは、私である。

作った日焼け止めらしきものは2種類。
普段『日焼け止め』として作っている酸化チタン入りのものと、この間話題にしたシルクパウダー入りのもの。

06421sunbrock.jpg
(右がシルクパウダー、左が酸化チタン)

【材料】

ビーワックス(みつろう) 小さじ1
ココナッツオイル(分留) 大さじ1
精製水 大さじ2

キサンタンガム 小さじ1/6

シルクパウダーor超微粒子酸化チタン 小さじ1/2弱

【作り方】
1、Aを温めて溶かし混ぜる
2、1にシルクパウダーor酸化チタンを加え、均一になるまで混ぜる
3、2にキサンタンガムを少しづつパラパラと加え、生クリームのように角が立つまで混ぜる 

【比率】
シルクパウダー、酸化チタン共に、オイル系の10%程度の配合になっている。
超微粒子酸化チタン(粒子の大きさ20nm〜50nm)の場合、6%の配合でSPF9〜12という説がある。



気象庁の紫外線情報解析によると、昨日の横浜市・正午のUVインデックスは『中程度4』だった。
解析グラフを見ると、『中程度5』に近い。
長袖、帽子、日焼け止めの使用が推奨されるレベルだ。
雲は出ていたが、砂浜ではかなり暑く感じた。

siohigari.jpg

どういう状況で実験したのかというと、昼の12時頃から午後1時くらいまでの1時間、右足にシルクパウダー入り、左足に酸化チタン入りの日焼け止めを膝から下に塗り、ビーチテントから外に出し、日光の下に晒しっ放しにしておいた。

途中経過の画像がないのだが、20分ほど経って、右足が赤くなり始めた。
UVインデックスが『4〜7』の場合、直射日光を浴びても良い限界時間(バーンタイム)は30分程度と書いてあるHPもあったので、シルクパウダー単体では紫外線防止効果は高くないのだろう。

左足は1時間近く赤くならなかった。
赤くなってきたので、そろそろ止めようかなと思い、時計を見たら、午後1時くらいだった。

それから、メイとジンと波打ち際で遊んで、帰ってきた。
肝心の潮干狩りの成果は、全くの不漁だった。
夫曰く『水が冷たくて、長時間、探していられない』とのこと。
やっぱり、春の潮干狩りは大潮の日に、干潟でやるものなのだ。

自宅に戻ると、足がジンジンと暑くなってきた。
もちろん、日焼けしたからに決まっている。

sunburnfoot.jpg

見苦しい足を見せて恐縮だが、右がシルクパウダー、左が酸化チタン。
真ん中のあまり焼けていない部分が、比較のため、日光にさらす前に救急ばん創膏を貼っておいた部分。

わかりにくいとは思うが、右のほうが若干赤くなっていると思う。
実際、右のほうが熱を持っていたので、日焼けの程度はヒドイようだ。

今回わかったことは、シルクパウダー単体では日焼け止め効果は少ないので、シルクの他の効果を利用することも考え、別の日焼け止め基材と併用するほうがいいということ。
そして、手作りの日焼け止めは日常の紫外線防止に効果があるだろうが、海水浴などのレジャーには向かないということ。
酸化チタンの量をふやせば、それなりの効果は期待できるはずだが、増やせば増やすほど、塗ると白くなってしまう。
レジャーで浴びる強烈な紫外線は、たまにしかない事だと割り切って、市販のものを使うほうがいいのかもしれない。

酸化亜鉛を加えると、さらに紫外線防止効果があがるということだし、粒子径が17nmと非常に小さいミクロ粒子の酸化チタンは5%配合で、SPF値が約15〜25ということなので、これらを使えば、レジャー紫外線も防げるものが作れるかもしれない。

何も考えずに、両足を実験に使ってしまったので、別の日焼け止め基材を使った実験が出来るかどうかわからないが、次に実験するとしたら、懸案の『椿油』かな、と考えている。
posted by 荷葉 at 02:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

植物性材料のみでUVケアは出来るのか??

この間、化粧品を作ったときのことをUPした際のトラックバック先sayahさんのブログで『お茶はあまり効かなかったよ』というコメントを拝見した。
――確かに、効かなくてもおかしくないよなぁ・・・
というのが感想なのだが、『植物性のもので、日焼け止めって出来ないのかな?』という気持ちがあって、いろいろ調べてみた。

まず調べたのが、『シルクパウダー』。
いろいろな研究所の結果が出ていて、多少なりとも紫外線カットの効果はある。
ただし、シルクパウダー単品では、そうたいした効果ではないと言う気がする。
特徴的なのがUV−Bに対する効果があるということだろうか。
シルクパウダーには化粧品配合目的のセリシンと食用目的のフィブロインがあるが、どちらにも同じような効果があるそうだ。
福島県蚕業試験埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所(「いろどり」シルクタンパク質の機能性の検討と新規用途開発試験)。
埼玉県のほうはページの中頃にあるPDFファイルを参照していただきたい。

次に調べ当たったのが『椿油』
こちらは、メーカーのページに紫外線透過率が載っていた。
育児中の人なら見聞きしたことのある『アトピコ』のメーカー大島椿株式会社に植物用オイルの紫外線透過率が載っていた。
大島椿株式会社 椿油博物館
最後のグラフを見ていただければわかると思うが、UV-Bの透過率は0%。
つまり、100%カットされるということだ。
そして、ヘアケア用の椿油だとUV−Aの透過率は400nmで20%程度ある。
大きな椿の絵がついた黄色の箱の『(髪用)大島椿油』(大島椿株式会社)はヘアケア用だけれども椿油100%なので、お勧めはしないけれど、スキンケアに使っても害はないとのこと。

UV-A・UV-Bという言葉が出てきたところで、紫外線の害について書きたいと思う。
WHO(World Health Organization)によると、紫外線は以下の様に分類される。

UV-A(315-400nm) 地表に到達するが、 生物への影響はUV-Bより少ない。
UV-B(280-315nm) 成層圏オゾンの影響を受け、一部到達する。皮膚や眼に
有害で生物に影響がある。
UV-C(100-280nm) オゾン層より上空で吸収され地表には到達しない。

紫外線対策でしなければいけないのは、UV-AとUV-Bということだ。
その作用はというと下記のようになる。

UV-Aの作用
 ●日焼け(サンターン)を起こし、シミの原因になる。
 ●皮膚の深部(真皮)まで入り込んで、深いシワやタルミの原因になる。
 ●窓ガラスや雲も通すので、家の中・曇りの日・雨の日でも要注意。
 ●地表に届く紫外線の90〜95%

UV-Bの作用
 ●皮膚への作用が強く、紅斑や炎症(ヒリヒリ状態)を起こす。
 ●小じわの原因になる。
 ●3〜4日後に色素沈着を起こし、シミ・ソバカスを濃くする。
 ●屋外でのスポーツ・レジャーの日焼け(サンバーン)の主な原因を作る。
 ●窓ガラスで吸収される。


要するにUV−Aは、より黒く日焼けした状態(老化を早める)を作り、UV−Bは日射しを多量に浴びた直後のやけど状態→黒く日焼けした状態を引き起こす。
皮膚ガンや遺伝子の破壊を引き起こすことを考えると、防ぐに越したことはないし、一生に浴びる紫外線の送料の半分を子どものうちに浴びるという説もある。

『やっぱり紫外線対策は大事だな〜〜』
と思ったところで、ふと、自然派化粧品はどうなっているのかと気になった。
自然派化粧品といえば、Dr.ハウシュカ、ヴェレダなどあるが、UVケア商品には『酸化チタン』が入っていた。

私は化粧品を手作りしているので『酸化チタン』と聞いてすぐにわかったのだが、酸化チタンはイルメナイト鉱を原料とし、化学処理をして製造される白い顔料。
白いの微細な粉末で、においはない。
着色力に優れ、中性で毒性がないため、クリーム、乳液、メイクアップ化粧品広く使用され、また紫外線遮断剤としてUVケア商品に使われる。
最近は超微粒子のものがあるため、白浮きしないUVケア化粧品によく使われる。
元が天然の鉱物なので、天然素材と言えるだろう。
同じく紫外線遮断剤としては、酸化亜鉛があるが、こちらは塗ると白くなる上、工業品もあるため、自然素材化粧品で使われることは少ない。
酸化チタン・酸化亜鉛の紫外線透過率は中央大学研究支援室教養講座のページにあった。

こちらのページ中程にある『無機材料の紫外線透過率』によると、酸化チタンのUV−Aの透過率0.5%、UV−Bの透過率18%。

???
大島椿株式会社のページのグラフを見ると、ヘアケア用ならUV−Bは透過率0%、UV−Aは透過率およそ20%となっているので、塗った時の程度差を考えても、理論的には大差ないということになってしまう。
もちろん、大島椿株式会社では『日焼け止めではない』とは書いてあるが、効果があるなら、それに越したことはないだろう。
ましてや、日焼け止めを塗ったからといって、子どもの顔などを石けんで洗うのは難しい。
椿油はスキンケアにも使えるというなら、水で塗らしたガーゼで拭くだけでも構わないのではないか。

もしかして、メイはともかくとして、肌の弱いジンにも安心して使える??
でも、『オイル』というと『日焼けオイル』を想像してしまうので、ちょっと躊躇する。

誰か、椿油のみで日焼け止めに使用したという方、いませんか?
実際、効果があったのかどうか教えて欲しいです。
posted by 荷葉 at 03:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

春仕様の化粧品

なんだか花粉症のようで、イマイチ、調子が良くないので、今回は簡単に作ってしまった。
火を使ったのは、緑茶を入れるためのお湯を沸かしただけ。

【化粧水】
材料  
緑茶抽出液  大さじ2+小さじ2
ベタイン   小さじ1/2
ヒアルロン酸 3滴
コラーゲン  4滴

作り方 すべての材料を消毒した容器に入れて混ぜる

【夜用保湿剤】 
材料
アボガドオイル 大さじ1
キサンタンガム プラスチックマドラー2
緑茶抽出液   大さじ1

作り方 すべての材料を消毒した容器に入れて混ぜる

【昼用保湿剤】 
材料
ココナツオイル 小さじ2
キサンタンガム プラスチックマドラー2
緑茶抽出液   大さじ1
超微粒子酸化チタン プラスチックマドラー2

作り方 すべての材料を消毒した容器に入れて混ぜる

cosume.jpg


今回は紫外線対策も念頭においてみた。
超微粒子酸化チタンというものは、手作り化粧品で、UVケア素材として使われるもの。
紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱(反射)剤なので、子どもにも使える。
水にも溶け、オイルでも溶ける優れもの。
粒子も小さいので、市販のUVケア商品と同じように白くならないのがいい。
手作り化粧品では、全体の2〜15%程度加えるのが目安である。
(6%の配合でSPF12〜19くらいになるそうだ)

そして、もうひとつ紫外線対策として使っているのが『緑茶』
緑茶のカテキンが、メラミンの生成を阻害してくれるそうだ。

今回のものは、紫外線防止効果が高くない。
以前は酸化チタン(親油性)を使用していたため、多く配合すると白浮きする難点があり、UVケア素材を控えめに配合する癖がついている。
最終的には、小さじ1/2杯くらい入れてみたいと思っている。

posted by 荷葉 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月20日

美容液?・・・保湿のための化粧品

昨日、メイのリップを作ったついでに、私の化粧水と保湿剤も作った。

【化粧水】
材料  
精製水    大さじ2
生薬エキス  小さじ1/2
ベタイン   小さじ1/2
ヒアルロン酸 2滴

作り方 すべての材料を消毒した容器に入れて混ぜる

【保湿剤】 
材料
アボガドオイル 大さじ1
エミュオイル  小さじ1
ベタイン    小さじ1/2
精製水     小さじ1

作り方 すべての材料を消毒した容器に入れて混ぜる

生薬エキスとは、生薬(私の場合はユキノシタとウワウルシ)をBGという溶液に漬け込んで、成分を抽出した物。
よく生薬エキス配合という化粧品に入っているものを簡単に手作りした物と考えて欲しい。

ベタインというのは、グリセリンみたいな保湿剤の一種。
原料はサトウキビ。
グリセリンよりもべたつきが少ない。
100mlに対して小さじ1/2程度が理想だが、冬なので多めに配合。

アボカドオイルは、アボカドから取れるオイル。
精製されたものとされてないものがあり、されていないものは緑色でアボカドっぽい。
保湿性、浸透性が高く、湿疹や乾燥、肌のトラブルにも効果がある。
成分的にはほとんど変わりがないため、私は精製されたものを使用。

エミュオイルは、オーストラリアに生息する飛べない鳥エミュのオイル。
人間の肌に近い成分があり、保湿、浸透に優れ、肌のトラブルを修復、日焼け防止効果がある。


私の化粧品は、こんな感じ。
今回は年末年始の帰省があるので、少なめに作ったみた。

私の使う基材で一番のお勧めが、エミュオイル。
このオイルだけで充分保湿剤として使えるのだが、値段が高い。
他のオイルの倍くらいはする。

だが、本当にすごい効果がある。
オイル単品で肌につけると、すぐに浸透して、つけた部分がすべすべになる。
それていて、べたつかない。
この自作の保湿剤だけで、間違いなく冬の肌の乾燥は防げる。

今回はついでに、メイの足が乾燥肌をケアする物も作った。
メイにエミュオイルはもったいないので
私の保湿剤のエミュオイルをココナッツオイルに替え、量を半分にした物。
彼女はリップとこの保湿剤で、自分の化粧品ができたと大喜びしている。

手作り化粧品って、思ったより簡単だと思う。
材料と器具をそろえれば、混ぜたり温めたりするだけ。
器具と言ったって、耐熱容器と計量スプーンがあればいい。
100円ショップで揃えられる。
あとひとつ、ファーストフードなどでホットコーヒーをかき混ぜるためにあるプラスチック製の小さなスプーン、あれが結構使える。

基材は、手始めにホホバオイルとグリセリンさえあれば、基礎化粧品は作れる。
精製水だって使わなくても、煮沸した水で構わない。
水と油を良く混ぜると白く乳化する。
それが化粧品の原理。
乳化を保つための基材もあるが、手作り化粧品を試しに作りたい場合は、追々買えばいいと思う。

手作り化粧品の良いところは、常にその時の自分の肌にあった化粧品が作れること。
添加物の心配もない。
そして、驚くほど安価。
ホホバオイルとグリセリンで1000円くらいなものだ。

リップだけでなく、自分や子どもの化粧品、作ってみませんか?
ちょっと一手間で、今年の冬は乾燥肌とサヨナラですよ。


posted by 荷葉 at 08:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

メイのリップ

昨年、自分の口紅をつくるときに、メイにもリップを作ってあげた。
『お化粧したい』とあまりにも煩かったからだが、唇に塗られることはあまりなかったと思う。

それが、幼稚園に行き始めたからか、成長したからなのか定かではないが、今度は本当に唇に塗りたいようで、また、大騒ぎをしているので、作ることにした。

【材料】
ココナッツオイル(分留) 小さじ2
みつろう  小さじ1/2
GSE 少々
酸化鉄(赤) 少々

【作り方】
1、耐熱容器にオイルとみつろうを入れ、レンジで30秒加熱する
(または湯煎で溶かす)
2、完全に溶かしきったら、GSEと酸化鉄を加える
(酸化鉄は色の具合を確かめながら、少しづつ)
3、リップジャーやリップチューブに流し込み、冷めるまで置いておく

リップを作るのには、キャスターオイル(ひまし油)が良く使われるが、家にないのでココナッツオイルで代用した。
ホホバオイルでも、充分代用できる。
昨年作ったものはホホバオイルを使用した。

ワックスにはみつろうのほかに、キャンデリラワックスやカルバナウワックスが使われる。
両者とも、みつろうよりも固めのリップができる。
みつろうはアレルギーを起こす人もいるので注意する。

GSEはグレープフルーツシードエクストラクトといい、グレープフルーツの種から取れる天然の保存料。
全体の1%くらいが目安なので、リップの場合、本当に少しだけ入れる。(1滴くらいでいい)

酸化鉄は色付けのための基材。
メイがピンクを希望したので、赤を薄目に入れることにした。


リップは手作り化粧品に興味がある人にとって、一番取り掛かりやすい。
手間がかからないし、色をつけなければ、失敗もない。
口紅の場合、今回の材料の酸化鉄赤を好みの色に変えればいい。
但し、何色でもあるわけではないので、自分でブレンドして色を作り出す。

これが実は失敗し易い。
私用に作った口紅も、出来上がってつけてみたら、色がイマイチ。
酸化鉄赤にブロンズのマイカを混ぜたのだが、思いのほか茶色っぽくなってしまった。
もう少し酸化鉄赤を混ぜればよかったと思っている。

メイに作ったリップだが、酸化鉄赤が入っているとはいえ、ほとんど色付かない。
リップ自体にうっすら色がついているだけなのだから、当たり前なのだが、メイには『ピンク色でかわいい〜〜』と言っているので、本人はご満悦だ。

手作り化粧品のメリットは自分がつけて安心なだけではない。
子どもにリップなど作ってあげれば、唇の荒れ防止に安全な物ができるし、メイのように『口紅』をつけたい子どもにも、色が付いているのかわからないようなごまかしもできる。

ちょっと試してみたい方には、リップ作りのキットを販売しているところもある。
この冬の唇の荒れ防止に作ってみてはいかがだろうか?
posted by 荷葉 at 14:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 手作り化粧品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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