2007年04月03日

ジン、断乳〜最終回〜

ジンの断乳開始から、10日が過ぎた。
当初は、毎回大泣きだった寝かし付けも、大泣きするのは昼寝と夜の就寝をあわせて4回に1度ほどに減った。
だが、深夜に1度起きるのは変わらない。
『ママ〜、ママ〜』と大泣きするので、背中をトントンしてあげると寝る。
沿い乳するよりは、だいぶマシだ。

彼の生活の変化と言えば、食事量が格段に増えたことだろうか・・・
水分摂取量に変化はそれほど見られないのだが、断乳開始後、子ども茶碗8分目で1杯程度であった主食の量が、倍の2杯に増えた。
汁物や副食の量は変わらない。
今まで飲んでいた母乳は、結構おなかにたまっていたと言うことなのだろう。
食べすぎかとも思うが、今は、寝かし付けを楽にするために、外遊びなどを増やすようにしているので、その影響もあるのかもしれない。

断乳開始から1週間目くらいまでは、抱っこの回数が恐ろしく増えたが、今ではそうでもない。
断乳前よりも、若干増えたかなという程度だ。

そして、今までは自分は『赤ちゃん』だと思っていたようなのだが、断乳後『お兄ちゃん』と呼んで欲しがる。
彼の意識の中にも、乳児から幼児への変化が見られるようだ。

断乳の完了具合は・・・というと、時折、無意識なのか欲しがることもあるが、私が怪訝そうな顔をすると恥ずかしそうに逃げていく。
寝るときも、『寝るよ〜〜』と言えば、泣き喚かない日はおとなしく布団に入る。
そして、ぶつぶつ言ったり、手を動かしたりしているが、そのうちに寝てしまう。
断乳は、ほぼ完了だと思っている。

長かったような、短かったような10日間。
当初の1週間は、帰省していた。
夫の仕事が、日によって、出勤時間が異なるという類まれなる不規則性のため、睡眠時間を削りすぎては、申し訳ないと思ったためだ。
(夫の出勤時間は、朝の5時から昼の2時までの範囲に渡る・・・)
帰省中は、私もジンも寝不足であっても、祖父母がメイを外遊びに連れて行ってくれた。
おかげで、メイの不満がたまりすぎることもなかった。

やはり断乳には、夫や祖父母など家族の協力があればよいと思う。
体力的にも、精神的にも疲労する母親が、普通の生活のようにすべてを担っていては、本当に大変だと思う。

断乳には、断乳される子ども、する母親双方が納得し、我慢することも大切だが、周囲の協力も必要だ。
私など、今回ボランティア活動でも年度替りの忙しい時期に断乳をしたため、ボランティア仲間の理解と私が担当する仕事の肩代わりという協力もしてもらった。

子育ては、周囲の協力が必要だと実感した断乳だった。


posted by 荷葉 at 22:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月30日

ジン、断乳〜3〜

断乳5〜7日目
昼間は、全く欲しがらず。
ジンの日課である外遊びを欠かさなければ、おっぱいに興味が向くこともない。
ただし、午前も午後も外遊びを必要とするので、少し辛い。
どちらかの外遊びが欠けると、体力が余るようで、昼寝の寝かし付けに苦労する。
昼寝させないと、夕食→入浴のリズムが崩れ、変な時間に、ジンに引きずり回されるメイも、当のジンも寝てしまい、結果としてメイまでも夜更かしになる。
キーポイントは、ジンの体力とそれを考え併せた昼寝といった感じだ。

3月23日(金)の午後に断乳を始めて、丸1週間が経過したが、初めて、メイにとっても、ジンにとっても、今まで通りのような1日を送ることが出来た。
午前中は1時間半ほど外遊び、昼食を食べた後、食休みをして、1時間ほど外遊び。
ジンは2時過ぎに外遊びから戻ると、抱っこして横になったら、寝てしまったが、メイは家の中で一人遊び。
3時過ぎにジンが起き、おやつ。
メイの体力を考えて、おやつ後は外出せず、家の中で遊ぶ。
すると、メイは夕食時から眠そうになり、午後8時30分には就寝。
ジンも9時30分くらいには、布団に連れていくと眠そうで、10時には就寝。
何とか、良い感じの1日が終わった。

今後は、雨の日など、外遊びが十分でなくとも体力を消費するか、昼寝をしないなど、体力を考えた1日のスケジュールを考えることが大切だと思った。

さて、沿い乳無しでのジンの就寝だが、最初は大泣きして、疲れ果てて寝るような感じであったが、今は、眠そうだと思うときに布団に連れていき、添い寝というか、私が空寝するとつられて寝る様な感じだ。

まず、私もメイも布団に入って静かにしてしまうと、ジンは様子を伺うが、私達が起きそうもないと判断すると、一人でブツブツ言い始めたり、手を動かして手遊びをしたりする。
(この時、ジンが起きあがって遊び始めるようなら、眠気はないと判断している)
そして、5〜10分ほどすると、目を開けたり閉じたりし始め、そのうちに眠ってしまうという感じだ。
体の疲れに、意識が負けているようだ。

だから、昼寝が遅かったり、長かったりすると、就寝時間も遅くなる。
メイは、普通昼寝をしないので、ジンに吊られて昼寝をしてしまうと、就寝時間が遅くなる。
4月になれば、メイの幼稚園も始まるので、帰りのお迎え時間も考慮して、ジンを昼寝させないといけない。

メイの断乳時は、メイのことだけを考えていれば良かったので、
慣れに併せて、就寝時間を調整していけば良かったが、今回は、メイが幼稚園に通っているので、そうもいかない。
ジンにはかわいそうだが、ジンも私も頑張るしかない。

断乳開始から1週間。
あとは生活リズムをどうするかということだけで、断乳そのものは、ほぼ完了といえそうだ。
長かったような短かったような1週間。
メイの幼稚園開始までには、生活リズムも何とかなりそうで、ほっと一息ついている。
posted by 荷葉 at 01:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

ジン、断乳〜2〜

断乳3日目。
事前の言い聞かせが効いているのか、日中は全く欲しがらず。
昼寝は外出帰りの車の中。
そのせいで昼寝がしっかり出来なかったのか、夜はだっこしていたら気づかないうちに就寝。
ただ夜中に起きて、少しぐずる。
沿い乳の子は断乳すると、夜中に喉が渇くこともあると聞いていたので、用意しておいたお茶を飲ませると、落ち着いて寝た。
私のほうの状態は、若干張るので、隙を見て、少し搾乳。

断乳4日目。
日中は、完全に欲しがらず。
昼寝はなかなか寝られないようで難航。昼寝が夕方になってしまった。
そして、私が痛恨のミス。
断乳中は、おっぱいを思い出させないように母親以外が入浴させるか、母親がするなら、シャツを着たりするなど、おっぱいを目にしないようにするのがいいそうだ。
私は私が入浴させているが、見えないように湿布を固定するフリーカットシートを切って貼っていた
(怪しげなビキニ状態になるが・・・)
ところが、あまりにも欲しがらないため、すっかり気が抜けてしまい、入浴前のシート貼りを忘れてしまった。
入浴中、ジンが欲しがるので気付いたという始末。
結局、就寝時も欲しがるので、疲れ果てるまで遊ばせ、午前様になってしまった。
二歩前進、一歩後退と言ったところか。

私のほうの状態は、ほとんど張らなくなり、搾乳は軽く1度のみ。
初日と比べると、同じ搾乳でも、簡単には出ないようになってきた。

ジンも断乳生活に慣れてきたようで、徐々に欲しがらなくなってきているし、夜も沿い乳以外したことがなかったにも関わらず、夜中に起きてしまったときも、何とか自分で再就寝しようとゴロゴロ寝返りを打っている様子がわかる。

どちらかというと、私の方がくじけそうになることが多い。
ジンが大泣きしたとき、寝付けない様子で寝返りを頻繁に打っているとき、ふと、頭の中を「あげれば、簡単」との思いがよぎってしまう。
断乳は、子どもの我慢でもあるが、母親の我慢でもあるのだと身を持って感じている。



 
posted by 荷葉 at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

ジン、断乳・・・

ジンの断乳を決行した。
このところ、手持ち無沙汰な時に欲しがったり、自分に都合が悪いことが起きると欲しがったり、することが増えてきた。
こうしたことが長く続くと、母乳を与えることが、母子の信頼関係を築くというよりは、安易な逃げ場とか退屈しのぎになると考え、断乳に踏み切ることにした。

断乳に適した時期は、脱水や風邪の流行の少ない春秋とされている。
断乳が完了するまでの寝ぐずりで起きる周囲の寝不足など、メイへの負担を考えると、春休みしかない。

断乳するにあたって、1ヵ月前から、『春休みの断乳』をわかりや言い聞かせてきた。
そして、一昨日、昼食後の昼寝から目覚め、メイと一遊びした後の授乳を最後に、断乳した。

最初は、普段どおり欲しがったが、何度か『バイバイしたでしょ?』と言うと「そうだった!」とでもいうように、『抱っこ』と言い換えていた。
そして、夜、ジンにとって初めての沿い乳なしでの就寝は、予想通りの大泣き。
あらかじめ、遊び疲れさせてあったので、15分程度の大泣きで力尽きた。
寝かし付けよりも、むしろ、夜中に起きてしまった時のほうが、なかなか寝ず、大変だった。
就寝時には、てこずらなかったためか、メイへの影響はほとんどなし。

断乳2日目はだいぶ進歩した。
日中欲しがることもなく、夜の就寝も多少泣いたがすんなり。
夜中に起きてしまった時も、なぜかすんなり再就寝。
ちょっと、拍子抜けだ。

私のほうの状態は、ひどく張るわけでもないが、やや張っている状態。
搾乳しないと、母乳が漏れる危険を感じるので、ジンの目を盗んで、少し搾乳。
搾乳しすぎると、母乳の生産は減らないし、しなさすぎると、乳腺炎の心配が起きる。
搾乳の加減が難しい。
張りがなくなる程度に、搾乳する。

断乳2日目にして、欲しがることがなくなってきたので、一安心だ。
順調すぎて、怖い気もするが・・・
posted by 荷葉 at 00:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

ジン、完全母乳への道

ジンは2人目ということもあって、『完全母乳になれば良いかな』くらいの気持ちで、メイの時のように完全母乳信仰のような気持ちはなかった。

それでも、やはり生後2ヶ月くらいまでは、寝る前のミルクをあげていた。
これは幼稚園に入園したばかりのメイが、川の字(メイとジンと私の川の字、夫は別室就寝)で寝るジンの泣き声で寝られないと、初めての環境への不安に加え、寝不足では体が持たないだろうと考えてのことだ。

だが、神経質で何かとよく泣いたメイと違って、私の体力が回復するに従って、ジンは勝手に母乳だけでも寝るようになった。
2人目なので、乳腺が開通していたということもあると思う。
そして、私もずうずうしくなっていて、添い乳に抵抗がなくなっていたこともあるだろう。

生後2ヶ月を迎える頃には、ジンのために用意したミルクは、残ったまま、使われなくなった。

だが、生後3ヶ月の終わり、メイが幼稚園で貰ってきた風邪を、ジンが貰い、肺炎にかかった。
自宅投薬では、しっかり薬を飲ませられるとは限らないので治療が長引く、点滴投薬が子どもの体力を奪わずに済むとかかりつけの小児科医に説得され、入院することに・・・
かかりつけの小児科医は、粗食推進、薬はなるべく使わずという方針なので、その医師の説得に、私も夫も納得して、ジンは入院生活をすることになった。
小児科医は完全母乳のジンのために、母乳育児に理解のある総合病院を紹介してくれた。
だが、入院となれば、ミルクは避けられない。
入院が決まった時、『これから先、混合になっても仕方がない』と思った。
メイの新生児訪問で、保険師に『混合でもいい』と言われたことで、混合への罪悪感は薄れていたと思う。

入院中、私は母乳をあげるため、メイを幼稚園に送り、その足でジンの病院へ。
お迎えに間に合う時間ギリギリまで、母乳をあげた。
担当医も看護士も、母乳育児に理解があるのか、私がいる時間はミルクを持ってくることはなかった。
そしてジンも、完全母乳で、ミルクを飲んだ期間が少なかったせいか、私のいない時間帯にミルクを飲ませようとしても、全然飲まない。
病院に着くと、看護士がいろいろと現状を教えてくれるのだが、毎日『ミルクはトータルで50mlくらいしか飲んでいません』
2回だけ、男の看護師さんがあげたとき80ml飲んだそうだ。
入院していた10日間の間に、ジンは1kgも痩せた。

入院前のジンの体重は6.5kg。
約15%の体重が減少したことになる。
体重60kgの場合の15%というと9kgにもなるので、相当なものだ。

退院したジンは、本当に痩せていた。
あばら骨がギロギロとしていた。
私は、母乳だけではジンの体力が回復しないのではないかと心配になって、ミルクをあげることにした。

こういう時、母乳は不便だと思う。
どのくらい飲んでいるかわからない。
体重が増えれば大丈夫というが、病み上がりで体重がすぐに増えるはずもない。

そして生後5ヶ月で受けた1ヶ月遅れの4ヶ月検診時に、体重が入院時の体重に戻っていて、ジンも至って元気なので、安心して完全母乳に戻した。

このミルクをあげていた期間、不思議なことに私があげるミルクだけは飲んだ。
ちょっと手が話せなくて、夫に任せても、全然飲まなかった。
ジンは、『母親があげるミルク』をわかっていたのだろうかとも思う。

2ヶ月に渡る混合生活から完全母乳に戻す時には、1週間ほど、お腹をすかせて泣いた。
だが、ちょうどメイが夏休みに入っていたので、メイにも影響がなかったし、別室就寝の夫には、もちろん影響がなかったので助かった。

ジンは今1歳半。
まだまだ、母乳が離せない。
最近は、食後に飲むことがなくなった。
泣いた後と、時々喉が渇いたときに飲む。
後追いをするようになった頃から、夜中に薄目を開いて、私の姿が見えないと泣き、飲むことで安心するようにもなった。
そんなわけで、夜中の授乳も終わっていない。

産後、難なく母乳が出て、完全母乳に出来る人はいい。
だが、混合から完全母乳に移行するには、慣れるまで家族の協力が必要だと思う。
眠りを妨げる子どもへの理解、家事まで手が回りかねる母親への理解、そして、恥ずかしながら私のように醜態をさらすことへの理解。

一番大切なのは、最後の醜態への理解なのかなと思う。
男性は、産後の女性に『女としての』魅力を感じなくなるとも聞く。
それが、胸を丸出しで寝ていたら・・・・魅力を感じないとは思わない人だって、ゲンナリすることだろうと思うのだ。

そして、この醜態への理解は、自分自身にも向けられる。
完全母乳に移行する時に、『1時間もしないうちに授乳しなければいけない』という話もよく聞く。
『毎日毎日、胸を出しっぱなしで生活しているようなものだ』という人もいる。
普通なら衣服で隠れる部分を、誰も見ていないとは言え、始終さらしていて、しかも疲れ果ててさらしたまま寝てしまうような醜態を、自分自身に許すこと。
それって、結構大事だ。

でも、ジンの入院生活を通して、母親がミルクをあげることの大切さも感じた。
何しろ、ジンは私の手からしかミルクを満足に飲まなかったのだから・・・
『私があげたミルクだけを飲むなら、混合でも良いかな』なんて、妙な満足感も感じた。

だからこそ、思う。
完全母乳を目指すのも、混合もしくは完全ミルクで育児するのも、その人の選択次第。
けれど、どの育児にも大切なのは『自分自身を許す』ことなのだと思う。
理想どおりの育児なんて出来るわけがない。
授乳期の葛藤は、その後の育児で『自分自身を許す』ことができるようになるための期間なのだと、今、思い返して見て感じる。

posted by 荷葉 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

メイ、完全母乳への道

母乳育児に関しては、あまり書いてこなかったのだが、先日、15年来の友人に男の子が生まれ、メイやジンの小さい頃(今でも小さいが・・・)への回想が尽きないので、書こうと思う。

メイは生まれて2時間弱で、黄疸治療のため、保育器に入った。
その間、直に抱いたのは、私と夫だけ。
そして授乳も、1度だけ・・・

保育器に入っている間は搾乳していた。
でも、『一緒に退院できないかもしれない』と言われていたので、家にない搾乳機は使わず、手絞り。
1回で20mlもなかったように記憶している。
それでも、初乳は免疫に良いと覚えていたので、必死で搾乳していた。

保育器を出られたのは、生後5日目。
退院前日だった。
保育器に入っている間にも、1日1度くらいは新生児室内で抱っこと授乳をさせてもらったが、たった5回の授乳ではメイ自身も私も授乳に慣れるはずもない。
退院して自宅に戻ってからが、本格的な授乳の開始だった。

自宅に戻ってから、メイとべったりの生活だったが、1時間もしないうちに泣くことも多かった。
オムツも濡れていない、あやしてもダメとなれば授乳。
それこそ1日の1/3は授乳に費やしていたのではないかと思うほど、授乳していた。
でも、すぐに寝不足で、私がダウン。
辛くて辛くて、メイが起きていても、私が起きていられなくなった。

そこで、夜寝る前だけ、缶に書かれていた新生児のミルク量80mlを飲ませた。
すると、メイは夜中、ぐっすり寝てくれた。

夜、寝てくれないと、夫が気にするし、翌日の仕事に差し支えるだろうと思い、寝る前のミルクが習慣化した。
でも、私は経済的な面も考えて、完全母乳が希望だったので、缶に残るミルクの量が減れば減るほど、自己嫌悪も大きくなった。
今考えれば、『完全母乳』に囚われていたのだと思う。

ミルクの残りが少なくなる度に、『これが終わったら完全母乳にしよう』と思って買わず、でも、実際には、泣くメイを見て耐えられなくなり、仕事帰りの夫に電話して、深夜までやっている薬局でミルクを買ってもらう。
その繰りかえしだった。

このまま、混合でいくのかなと思い始めた頃、転機は突然訪れた。
生後2ヶ月近くに、保険師の新生児訪問があった。

保険師に、完全母乳にしたいこと、でも泣くと寝る前にはミルクをあげてしまうことを話すと、母乳の状態も見てくれて、『頑張れば、完全母乳に出来るくらいの母乳量はあると思う』と言ってくれた。
ただ、寝る前にミルクを与えつづけていたので、私の寝不足を覚悟することと、泣かれることに耐えることが必要だと言われた。
帰り際、『混合でもいいのよ』と言ってくれた保険師の言葉は、ジンが産まれた後、私の自己嫌悪を和らげてくれたと思う。

保健師が帰った後、私は一念発起して、ミルクを全部捨てた。
私は一度やろうと決めても、決心が翻る基があると、それに流されてしまう傾向がある。
以前には、『禁酒しよう』と決めて、お酒を全部捨てたこともあるくらいだ。

仕事から帰った夫に、完全母乳にすることと当面は夜も泣かれることを話し、気にしないで欲しいと言ったところ、『子どもが泣くのは当たり前だ』と、今まで彼が寝られないで仕事に差し支えることを心配していた私の考えが、気にしすぎであったかのような言葉を貰った。

それから、完全母乳が軌道に乗り、メイも私も夫も夜中の授乳に慣れるまで1ヶ月くらいかかっただろうか。
その間、夫は寝不足で、帰ってくるなり食事も入浴もせず、倒れるようにベットに入った日も結構あったし、たまに早く帰った夫が、夕食の材料だけ並べられたキッチンを目にして、自分で作った日も結構あったし、洗濯機に半分乾いたような洗濯物が残ってるのを目にし、干した日も結構あった。
それ以上に多く見たのは、胸を丸出しで眠る私とその横で眠るメイの姿だったと、後から笑いながら教えられた。

夫の我慢・協力とメイの我慢、私の我慢があって、メイは生後3ヶ月ころには『完全母乳です』と言えるようになった。

メイが完全母乳になるために、一番苦労したのは、夜の授乳。
泣かれて、一度起き上がって抱っこして授乳すると、私が完全に目を覚まし、寝不足になってしまう。
初めのうちは、それに耐えた。
でも、そのうち、だんだん辛くなり、結局は『添い乳』で落ち着いた。

『添い乳』だって楽ではない。
元々、川の字で寝ていたので、メイを押しつぶさないようにと気を使っていたが、それがさらに気を使うことになる。

2歳の誕生日を迎えたメイが断乳せざるを得なくなったのは、添い乳に伴い、私が気ままに寝返りを打てなくなり、もともとあった腰痛を悪化させたためだ。

私は母乳をあげない時間に張って張ってどうしようもないということもなかった。
生後3ヶ月で、完全母乳になったときには、母乳パッドがいらないくらいだった。
完全母乳になってから、自分でどのくらい出ているのか気になって、手絞りしてみても、母乳の出ている乳腺は両側共に4本程度。(うち良く出ているのは2本のみ)

他人のものと比べたことがないので、これがどれくらい出ているうちに入るのかはわからないが、何とか完全母乳になった。
きっと、新生児訪問で、あの保険師さんに出会わなかったら、メイの泣き声に負けて、混合になっていただろうなと思うと、感謝の念で一杯だ。
何しろ、あの頃の私は『ミルクをあげる』ことに罪悪感すら抱いていたのだから・・・


posted by 荷葉 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

母乳育児と断乳・卒乳

ジンは1歳3ヶ月。
身長が高いせいもあって、そろそろ授乳をしていると『まだ、飲んでるの〜〜』といわれる機会も増えた。

おもしろいことに、今子育てをしている世代の方から言われたことは一度もなく、もっぱらジイジバアバ世代の方から言われるのがほとんどだ。
かつて、『1歳のお誕生日過ぎたら、母乳を止める』と言われていたことは、今の世代ではあまり重要視されていないようだ。

むしろ、『1歳の〜〜』はミルク中心の育児をしている方に多いように見受けられる。
きっとフォローアップミルクへの移行を考えることや、虫歯や太りすぎといった健康面への配慮からだと思う。

メイの断乳は2歳だった。
夜中の授乳が止められず、なかなか寝返りを打てない私が腰痛を悪化させてしまったためだ。
夜だけ止められれば良かったのだが、メイは昼間は飲まなくて、夜ばかりだったので、自然と全面的に断乳する結果になった。

ジンは・・・まだまだ無理そうだ。
最近は、水筒代わりにしているのか、ちょこっと喉を湿らせるだけといった飲み方も多い。
それに、メイとケンカして泣くと、逃げてきて飲みたがる。

母乳育児で最後に当たる壁は『断乳か、卒乳か』の選択だろう。
親子共に納得して、卒乳出来るのが一番いい。
でも、親の事情で断乳しても良いと思う。

子どもにとって、目の前の母乳は何より大切なもの。
でも、親は保育園や幼稚園入園といった先のことや自分自身の体のことも考えて、断乳の選択をしなければならないことも多い。

問題はどちらを選択するかではなく、止めたあとのフォローだと思うのだ。
卒乳にしろ、断乳にしろ、止めた後の子どもは、子どもなりに我慢をし不安定になる。
そのときに、きちんとフォローしてあげることが、今まで母乳を通じで出来上がった信頼関係を継続できることに繋がる。

断乳を選択することは、決して悪いことではない。
親や先々の都合で止めざるを得ない状況に、頑張って対応してくれた子どもを誉めてあげてもいいくらいのことだと思う。

さて、ジンはというと、今のままでは、来年間違いなく断乳だろう。
彼は早生まれなので、幼稚園の3年保育を選べば、3歳になるとすぐ年少入園。
もし年少入園させるとすれば、オムツはずしも多少は視野に入れないとならない。
つまり、来夏はオムツはずしのチャンスでもある。

あと1年、どういう風に成長していくか、それによって、私の対応を考えなければいけない。

posted by 荷葉 at 11:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

母乳育児の手作りグッズ

メイも、ジンも母乳育ちだが、その母乳をあげるために、楽をするものを自作した。

1つ目は、夏に母乳をあげるため、ずっと抱っこしていると、腕が汗でべたべたになる。
それを防止するのに、ハンカチやタオルをはさむ人も多いと思うが、私はそれらを自分の腕サイズに輪に縫った物を、母乳をあげるときに腕にはめていた。
案外便利だった。
2個作って、両腕にはめておけば、左右に抱っこを変える時も余計な手間が省ける。
私が作った物は、ガーゼだったので、自分の腕も必要以上に暑くならず、快適だった。

2つ目は、ゴム紐をただ、輪にしばっただけの物。
首からかけて、胸くらいの長さにするといい。
これをどう使うのかというと、常に首からかけて、服の下に入れておく。
母乳をあげるときに、下側の端を服の下から出して、服を引き上げるように首にかける。
そうすると、服がゴム紐にはさまれて落ちてこず、母乳をあげている間、わきの下で服をはさんでおく必要がない。
かなり重宝している。
ただ、つけっ放しで、外出すると恥ずかしいのでご注意を・・・・

もうひとつが母乳パット。
市販の使い捨ての物を購入する人が多いのではないだろうか?
メイの時は、そうしたのだが、今回、ジンに母乳をあげるに当たって、自作した。
作り方も簡単。
古くなったTシャツやガーゼのハンカチを数枚、丸く切り、淵をニットバイヤステープでぐるりとはさんで縫い付けただけ。
私が作った物はガーゼハンカチ3枚とTシャツ1枚を一重ねにして、丸く切り縫い付け1個。全部で6セット作ってある。
丸く縫うのが面倒であれば、四角でも構わないと思う。
市販の使い捨てと違って立体的でないが、Tシャツ地やガーゼ地は物にフィットする。
出来上がりが平面でも、あまり心配ない。
心配なら、バイヤスを縫い付ける前に一箇所、中心から端に向かってダーツを取って縫えばよい。

布製母乳パットとして市販もされている。
布製母乳パットの利点は、繰り返し使えて、最終的には経済的にも助かる点と、環境にも良い点だ。
漏れそうな時は市販の使い捨てを使うか、2枚重ねで使うか、自分のスタイルにあわせればいい。

母乳育児に役立ったものとしては、更にスリングがあるが、こちらは、抱っこ紐として、また別の話にしたいと思う。

私が作る物は、面倒な手間がかかるものは、まず、ない。
母乳育児をしている方、志している方はぜひ作ってみて欲しい。
『大変だ』と言われる母乳育児が少しでも楽に出来ると思う。
posted by 荷葉 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

母乳育児って楽!

メイは2ヵ月から、ジンは4ヵ月から完全母乳だ。
完全母乳になるまでは、もちろん、ミルクとの混合だった。

メイのとき、母乳が足りているのか不安だった。
だから、ミルクを足していた。
保健師の訪問を希望して、来ていただき、『完全母乳にできる』と言われ、やっと完全母乳にする気になった。

その当時、まだ育児本を頼りにしていた私は、2〜3時間に1回くらい母乳をあげるものだと思い込んでいた。
それが完全母乳にしようと思った日から、気が付くと、母乳をあげていると言う生活を送ることになった。
赤ちゃんが母乳を飲む以外でも、ただくわえていたかったりすることもあると知らなかったから、
『いつまで飲んでるのー』
とか
『また、飲むのー』
とか、よくぼやいていた。

2〜3時間に1回くらい母乳をあげるものだと思い込んでいても、やはり、泣けばあげてしまう。
結果として、やたらとあげる回数が多かったのだが、開き直ると、楽になった。
母乳だから、体に悪くないし、まぁ、いいか
と、いった感じである。

完全母乳になったジンは、喉が渇いても、メイに泣かされても、寝るときも母乳。
『楽』の一言に過ぎる。
ぱっとくわえさせれば、OKなのだから。

外出も荷物が軽くてすむ。
最近は大型のスーパーなどにベビースペースがあるところが多いから、授乳場所に困ることも少ない。

夜の授乳も、川の字で寝ているため、泣き声が聞こえたら、ゴロンと転がっていって、添い乳。
でも、この添い乳、卒乳・断乳の障害になりやすいから、安易にお勧めはできないが、夜間授乳がつらくて完全母乳にできないという方は、一度試してみてもいいかもしれない。

色々考えると難しそうな完全母乳。
とにかく、1日中、飲ませ続けても構わないという気持ちで、1日だけやってみると、完全母乳に移行できると思う。
posted by 荷葉 at 08:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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