2011年03月14日

地震の影響

未曾有の地震が起きてしまいました。
被害にあわれている方、関係者の皆様には、お見舞いとお悔やみを申し上げます。

義実家が東北地方にあり、いろいろと大変だったようだが、
全員無事だと連絡がつき、ホッとしたのもつかの間、
幼稚園のクラス役員仲間からの連絡で、一気に多忙モードへ。

幼稚園の外壁が広範囲にわたって剥落。
地震の時間は、預かり保育の園児がいたのだが、被害がないのが幸いで、
園舎の安全性が確認され、補修が済むまでは、休園となってしまい、
ジンたち年長さんは、わけもわからぬまま、幼稚園生活を終了し、
卒園式もどうなるか、わからない状態となってしまった。

卒園式に関しては、クラス役員が関わる部分もあり、結局、園と話し合った結果、
クラス役員が関わる部分は全て中止とした。
そして、証書授与を中心とした、最小限の卒園式の開催で、
幼稚園側も場所探しに動いていたようだけれども、
ここに来て、計画停電の影響で、区の公民館、地区センターなどの公的施設が全て閉鎖。
予定では、明後日の卒園式が、今だ、開催の連絡もなく・・・・。
ジンたち今年の年長さんは、卒園式を迎えることができるのか、それだけが、気がかりだ。

地震直後は、怖がっていたメイとジンだが、さすがにメイは経験と知恵が、ジンより多い分、
立ち直りも、早く、今日からは、普通に学校に行っている。

問題は、ジン。
地震そのものも、怖かったはずで、ニュースで見た津波が、ここに来たら怖いとも言っているのだが、
幼稚園が急にお休みとなり、もう登園することができない、友達と遊べない状況が、
かなりショックのようだ。
『先生にも会えない』『友達とも遊べない』『さよならも言ってない』
こういった状況を、しっかり理解して、しかも原因が園舎外壁の剥落とも理解しているので、
わがままを言わない分、ストレスとなってしまっているようだ。
地震の次の日から、発熱もなく、腹痛もない原因不明の下痢が続いている。

本来ならば、明後日が卒園式。
証書の授与しかなくても、クラスごとの卒園式でも、屋外でも、もう、何でもいいから、
とにかく、卒園式を開催して欲しい。
担任の先生や、お友達と、もう一度会って話せる機会を作ってあげたい。
それだけが、今の願いだ。

地震の次の日に電話したクラス役員仲間も、
『卒園式ができるって連絡がきたら、泣けそうだよ』と言っていた。
きっと、みんな、同じ気持ちなのだろう。
ジンの卒園式は、いつ、できるのだろうか・・・・。
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2009年08月26日

トイレ対策

今年も行った道志の森キャンプ場。
私たちがテントを張る西沢林道側は、
自然の中でのキャンプが味わえるものの、
便利な生活に慣れた現代人の私たちにとって、
どうしても不便なものがある。

トイレ・・・・

炊事場がないので、食事の準備も大変だけど、
準備や片づけに手間のかからないようにしておくことはできるけれど、
トイレだけは、どうしても使わなければならない。
昨年、メイはタオルでマスクをして行き、
ジンはトイレに行くこと自体拒否したため、
(それくらい快適に使えないトイレしかないということです)
今年は、対策を練った。

DSCN2009.JPG

防災用の簡易トイレを購入し、持っていった。
防災用の簡易トイレは、「防災用品」として欲しいと思っていたので、
既に検討済み。
キャンプで使用することも考え、「ポータブルジョン2」という
折りたたみ椅子タイプのものを購入。
画像で、便座部分に紐が付いているのは、内枠が取れてしまうので、
紛失防止のためにつけた。

我が家は、こんな風にして使ったので、内枠は使わなかった。
DSCN2013.JPG

子どもたちだけでなく、もちろん私も使った。
ダンボール製の簡易トイレよりも、座面までの高さが高く、
大人でも使いやすい高さがある。
便座のサイズが、家庭用よりも一回り程度小さいので、
その点だけは注意が必要。
快適とは言えないけれど、「使えるトイレ」だった。
臭いや汚れに不愉快な思いをしながら、トイレを使うよりは、
だいぶ、マシだと思う。

内側の袋は、「エコトレッタ」。
DSCN2010.JPG

生分解性の防水紙でできているものなのだが、
使用しているときはもちろん、しばらく放置しても水漏れなどは、なかった。
添付されている凝固剤に即効性がなく、少し時間が経たないと凝固しないこと、
値段が高いことが難点だが、
ビニール製のものと異なり、ヒラヒラせず、もたつかないので、
メイは、自分でセットして使うことができた。

「ポータブルジョン2」と「エコトレッタ」。
なかなか使える組み合わせだと思う。
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2008年08月27日

失敗・・・・

もうすぐ、9月1日が来る。
9月1日は、何かと防災訓練やそういった報道が多く、
イヤでも、防災を思い出させられる日だ。

ちょっと早いが、今年も、避難グッズの点検をした。
去年の秋は、ジンがまだオムツをしていたので、大量のオムツが
避難グッズに入っていたが、これを減らす。
メイと私の持ち出し袋の中の水が、来春賞味期限なので、取替え。
メイとジンの持ち出し袋の中の食料が、氷砂糖だけなので、強化。
私の持ち出し袋の中は、オムツのスペースが開いたので、食料を強化。

ここまでは順調。
2次避難用品(避難後持ち出すもの)の中の食料・・・・。
ほとんど賞味期限が近い。
水戻し餅も、アルファ米も、乾パンの大缶も、
コーヒーのスティックも、粉末緑茶も賞味期限間近だ。
もったいないので、消費しなくてはいけない。

水戻し餅は、ほとんど食べられず。
水に浸しても、芯の部分の粉っぽさが、どうしてもクリアできない。
長期保管品だから、若干品質劣化するのかな。
実際の避難生活なら、我慢して食べられるくらいだろうと思うが、
何しろ、保存食は他にも待ち構えている。
半分くらいで廃棄した。

問題は、乾パンの大缶。
5食分と書いてある。
メイもジンも巻き込んで、昼食にしてみた。
・・・はっきり言って、無理です。
乾パンだけで、1食にするのは、結構厳しい。
お菓子を食べているみたいで、食事をしている気がしないのだ。
結局、乾パンは途中で止め、アルファ米を食べた。

乾パン昼食を中断したので、アルファ米は熱湯で作った。
今日のアルファ米は「赤飯」
熱湯では20〜30分と書かれていたが、
17〜18分でも、充分食べられるおいしさだった。

残った乾パンは、メイとジンのおやつ。
腹持ちもそこそこ良いので、おやつには、ちょうどいい。
我が家はあまりグルメな生活をしているわけではないのだが、
実感がないためか、舌が超えているのか。
乾パンは、あまり非常食向きではないように感じた。
公的備蓄も、乾パンからアルファ米に置き換わってきていると言う。
省スペースで軽量なアルファ米が、
やはり、家庭で備える非常食にも、一番向いていると思う。

それと、家庭で非常食を備える場合、
毎年、少しづつ備えるのがベストだと思う。
私のようにまとめ買いをすると、
ある年に、大量の非常食を消化し、
大量の非常食を買い込む羽目になる。
さて、我が家は、非常食を買い換えなくてはいけない。
どうやって、消費期限をずらすか、悩みどころだ。
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2008年01月16日

現実は、突然、無慈悲になる〜引っ越し先の対策〜

今度の引っ越し先は、地震対策という点で、非常に難しい建物だ。
我が家は1階・庭付きだが、庭先には高さ2mくらいの壁があり、庭側から敷地外に避難することは難しい。
庭から玄関方向へ行くことは可能だが、隣家は大学生用のアパートで、自転車や部屋の中に置けない物(ゴミ類など)が無造作に置かれており、地震となれば、それらが飛んできて、通路をふさぐことも想像できる。

つまり地震の際の退路は、玄関ということになるのだが、玄関の手前にあるキッチンでは、一番玄関に近いところに冷蔵庫を置くようになっており、冷蔵庫が手前に倒れても、横に倒れても、退路をふさいでしまう。

賃貸住宅において、一番地震対策がとりにくいのが、冷蔵庫だと思う。
重量があるだけに、耐震ジェルマットだけでは無理だし、天辺に突っ張りタイプの耐震器具を取り付けても、天井が抜けることもあると聞く。
冷蔵庫に、ネジ釘を使わず、地震対策をするというのは、結構難しい。
東京消防庁の『家具類の転倒実験』によると、ジェルマット+突っ張りポールでは、それなりの効果が得られるようなので、この方法をとるしかないように思う。

本当に賃貸住宅の地震対策は難しい・・・・
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2007年09月02日

現実は、突然、無慈悲になる〜非常食試食3〜

9月1日は、防災の日だった。
各地で、防災訓練が行われた。
関東大震災の起こった日ということで、防災の日となっているが、これだけ防災訓練が報道される日も、他になく、年に1度、防災のことを思い出すには、ちょうどいい日だ。

防災の日ということで、今日のおやつは、『パンの缶詰』の試食。
実家からの貰い物で、賞味期限が来年の春。
保存期間3年のものなので、保存2年半の代物だ。

外見はこんな感じ。
防災グッズの特設会場などで、見かけることも多いタイプの『パンの缶詰』だ。
缶の直径が10cm。
内容量は95g。
hijyou-pan1.JPG

プルトップタイプではなく、缶切りで開けるタイプだが、小さな缶切りが付属している。
この缶切り、小さいこともあって、使い勝手はイマイチ。
快適とは言いがたいが、大人の力なら、普通に開けられる。
開けたところは、こんな感じ。
hijyou-pan2.JPG

缶に「マフィンタイプ」と書かれていたように、見掛けは完全に大きなマフィン。
紙のカップをはずしたところは、こんな感じ。
hijyou-pan3.JPG

断面はこんな感じ。
hijyou-pan4.JPG

手にとって見ると、しっとり感があって、結構重い。
味はというと、かなり甘め。
近年、甘さ控えめのものが多いせいか、とても甘く感じる。
とてもとても食事ではない。
コーヒーの苦味が恋しくなるくらいだ。

手に取ったときのしっとり感に違わず、口の中に入れても、ぼそぼそする感じは、全くないが、ふんわりと溶けるような感じでもない。

う〜〜ん、なんと表現したらいいのか・・・
個別包装になったミニドーナツが、ちょっと軽い口当たりになったような感じだ。
甘さも、それに近いものがある。
たぶん、1個全部一人で食べたら、お腹には溜まりそうだ。
(甘いものが、あまり好きではない人に、1個全部食べろというのは、ちょっと拷問に近いかもしれない)

でも、子どもたちには、おやつとして大好評。
甘みも結構なものだし、食事としてよりも、間食やちょっと食べたい時に重宝しそうだ。

米食よりも、パン食がいいという人も多いだろう。
この甘みを主食にできるかどうかは、好みだろうが、パン食好きの人は、保存食の1つに加えておくのもいいかもしれない。



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2007年07月18日

自然の驚異

この連休は、まさに自然の脅威にさらされた連休だった。

7月にしては例を見ない超大型台風の来襲。
これは、事前に様々な報道がなされていたが、想像を絶するものだった。
私の実家の近くでも、川が一部決壊して避難勧告が出たそうだ。
もちろん、見知った川だが、避難勧告が出るくらいの被害など、初めて聞いた。

そして、台風の被害の報道もさめないうちに、新潟県中越沖地震の発生。
柏崎原発のこともあり、今、報道は地震一色だ。

やはり、備えは必要だと思う。
地震で被害にあうと、確かに家の中はめちゃくちゃで、備えておいたものが、どこにあるかわからないという事態にもなりうる。

だが、台風での被害はどうだろう。
ライフラインが途絶え、家の中に孤立してしまったとき、頼りになるものは、自分が備えたもの。
沖縄で、朝からずっと停電しているというニュースで見たお宅には、食卓に『ろうそく』が何本も灯っていた。
よく台風が上陸するからなのか、そのろうそくを見て、思わず、自分の家を振り返ってしまった。

今、日常生活でも、アウトドアでも、ろうそくを使う機会は少ない。
どれくらいの家に、ろうそくがあるだろうか・・・

懐中電灯があるとは言っても、小さい子どもがいる家庭では、1本では足りないだろう。
各自1本持っているくらいでないと、家族の動きと共に、暗闇ができ、子どもの不安を煽ることにもなる。
電池の備蓄だって、十分にないと不安だ。
そして、電池の電球の替えだってあったほうがいい。

この台風の来襲前、我が家の懐中電灯を点検した。
我が家には、非常用においてあるもののほかに、3箇所ほど懐中電灯が置いてあるのだが、そのうちの2つが、電球に弱りが見られた。
滅多に使わないから、電池のことばかり考えていて、電球の消耗まで気づかなかったためだ。

備えは大切だ。
だが、備えただけで安心なのではなく、時々、点検することも大切だと身に沁みて知ったのは、この電球のおかげだ。

台風で停電することは、どこの家にでも起こりうる。
地震より、はるかに高い確率だ。
もしかしたら、この秋の台風で起こるかもしれない。

あなたの家の懐中電灯、大丈夫ですか?
数は足りていますか?
電池は?
電球は?

ちなみに、我が家には、AM/FMラジオ付懐中電灯が3本あり、そのうちの1本は手回し電源で、携帯電話の充電ができるタイプのものだ。
そして、ただの懐中電灯が2本(たぶん・・・)ある。
さらに、夏至のキャンドルナイトで使った小さいろうそくが3個。

これだけ揃えてあっても、きちんと点検しないと使い物にならない。
電球、備蓄しておかなきゃ・・・・


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2007年06月18日

小児の救命救急

先週、『小児に対する心肺蘇生法』の話を聞いてきた。
大人に対する救命救急は、学生のころ、講座を受けたことがあったが、小児に対するものは初めて。
AEDと小児型の人形での実践があると聞いていってきた。

●AEDとは
Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器です。
心室細動という不整脈が原因で心臓が止まったときに、元のように拍動を再開させるために、この器械を使って心臓に電気ショックを加えます。
裸の胸の上から電気ショックを加えるので体外式と呼びます。
自動というのは、器械が心臓の状態を自動的に診断し、電気ショックが必要と判断したら、そのことを音声で救助者に伝える仕組みになっている、という意味です。
電気ショックを実際に加えるには音声に従って最後に救助者がボタンを押す必要があり、音声ガイド付き、押しボタン式心臓救命装置ともいえます。

●どんなときに使うのか
心臓が止まったときに使います。
ですが心臓が止まっているかどうかがわからないときでも、意識がなく、呼吸もしていなければ使うべきです。
つまりAEDは治療の器械である前に診断の器械でもあります。
ただ同じ心停止でも心臓が微動もしない状況では役立ちません。
心臓が小刻みに震えた状態になる心室細動とよばれる不整脈のときのみ、それを治すことができます。
両者の違いは器械にしかわかりません。
大事なポイントは人が倒れるのを目撃したら、転んだ、気を失った、などと考えずに、心臓が止まったのかもしれない、とまず疑うことです。

AEDがそばになければ誰かに持ってきてもらいます。119番通報も忘れないでください。

日本循環器学会『AED O&A』より引用)

AEDを用いた心肺蘇生法の手順

@小児に対する救命救急においては、119番通報をする前に、心臓マッサージを30回+人工呼吸2回の心肺蘇生法を行う。
心臓の位置は、乳頭と乳頭を結んだ線の中央。
この際、胸部圧迫の強さは、肋骨がしなる程度(骨が柔らかい小児なら、しなるそうだが、大人なら折れることもある)、速さは1分間に100回。
人工呼吸は、胸が膨らむくらい空気を入れ、お腹が膨らむほど入れてはいけない。
お腹が膨らむほど入れると、胃の中のものを戻すことがある。

Aそして、119番通報、AEDの手配。
助けを呼ぶ。
誰もいなくて、近くのAEDの場所を知っていれば、取りに行く。

B気道の確保、反応の確認。

C心臓マッサージを30回+人工呼吸2回の心肺蘇生法を、専門家に引き継ぐまで、もしくは回復が診られるまで続ける。

DAEDが到着したら、使用する。
AEDの指示に従う。
電気ショックを行った後も、電極のパットを装着したまま、心肺蘇生法を続ける。


AEDは除細動装置であるが、心電図を取ることができるため、心臓が停止しているときは、装着するとのことだった。
小児用のパットがあれば、それを使用するのが良いが、ない場合、大人用のパットでも良いとのことだった。
大人用のパットが大きすぎて、指定の場所に貼り付けることが出来ない場合、心臓の真上と真裏(背中)に貼っても良いそうだ。
要するに、電流が一直線に流れれば良いということらしい。
帰ってきて調べたところ、大人用のパットは8歳以上の使用が目安で、小児に対する安全性は諸説あるようだが、ないよりはマシといった感がある。(小児用パットの使用目安は、1歳から8歳)

そして、横浜市の場合、119番通報で、心停止の場合、救急車に先行して消防車が来ることもあるそうだ。
それは、119番通報後、救急車の到着まで6分程度かかるため、AEDを搭載している消防車を先行させ、初期の処置を行うためなのだそうだ。
だから、『救急車を呼んだのに、消防車が来た』と驚かないで欲しいと、消防士が話していた。

自分の子どもが心停止した際、親は動揺する。
だが、心停止後の社会復帰率は、1分ごとにどんどん下がる。
5分停止して、社会復帰率は50%を若干切る。

救急車が来る前の救急救命が、子どもの将来を左右する。
それを肝に銘じて欲しいとのことだった。

具体的には、『声を出す』ことが、落ち着きに繋がるそうだ。
助けを求める、状況の確認をする、AEDを持ってきてもらう、心臓マッサージの数を数える・・・・
とにかく、
一つ一つ、大きな声を出して、自分に言い聞かせることが良いと言っていた。

子どもに、何かあったとき、親が動揺するのは、よくわかる。
メイが自宅で骨折したとき、夕食の準備中だった私は、一瞬硬直し、どうしてよいかわからなくなった。
目の前での出来事が、スローモーションのように見えた。
でも、メイが折れた腕を動かしたとき、『骨折した箇所を動かしてはいけない』と思い、我に返った。
妹や両親が骨折したのを目の前で見た経験が、そう思わせたのだと思う。
119番通報や夫への電話をし、話すことで、自分が落ち着き、救急車が来る前に、メイの患部を観察し、手近にあったもので固定し、救急車に乗せることが出来た
意味のある言葉を出すことは、自分の意思で体を動かすこと。
だから、落ち着きが取り戻せるのかもしれない。

話がそれたが、参加者から出た質問に、『電気ショックを与えると、体がはねたりするのですか』というのがあった。
電気ショックを与えると、筋肉が収縮するので、筋肉の発達している成人男性なら大きく跳ねることもあるが、子どもはそれほど筋肉が発達しているわけではないので、何十センチも体が飛び跳ねるようなことはないはずだそうだ。

『心臓マッサージで骨が折れることはないのですか』という質問には、成長途中の小児なら、骨が柔らかくしなるので、折れることはないと思うが、大人ならひびが入ったりすることはある。
だが、骨が折れても、あとから治るので、生きることが優先だということだ。
講座後、ジンの胸骨を押してみたが、結構固い。
これがしなるくらいマッサージをするのは、結構勇気がいる。
それでも、しなければ死んでしまうのであれば、しなければならない。

その他に、注意として
・心肺蘇生法を行うときには、固い床などで行うこと
・AEDを装着するとき、体がぬれていれば、拭くこと
・倒れている人を見つけたなどで、心肺蘇生措置を行うときには、人工呼吸を省略してもいい
・とにかく、よく観察する
などであった。

これから水遊びのシーズン。
考えたくはないが、溺れて心肺停止などということもある。
怪我などの応急処置や救急救命は、親が子どもを守るために必要な知識なのだと、痛切に感じた。
心肺停止後、救急車が来るまでの6分間で、社会復帰率は40%を切る。
心肺停止を発見してからなら、30%を切ってもおかしくない。

子どもはちょっとしたショックで心停止することもあるため、最初の心臓マッサージで機能が回復することもある。
親が心肺蘇生措置を施すことは、とても大切なことなのだと言っていた事が、とても印象に残った。
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2007年01月17日

現実は、突然、無慈悲になる〜非常食試食2〜

今日で、阪神・淡路大震災が起きて、12年経つ。
今朝の新聞には、神戸市では、震災後の出生・転入者が3割に達したとあった。
震災地でも、確実に震災は、過去のものになりつつあるような気がする。
無論、こういった災害の経験は、忘れてはならないもので、教訓は生かされるべきだと思う。

そこで・・・というわけではないのだが、今日のおやつは『非常食試食』
年末年始に帰省した際に、実家から、賞味期限の近づいた非常食の『水戻し安倍川餅』をもらってきた。
我が家の防災グッズに入っているものの、食べたことも、中身を見たことすらない。

hijyo-moti1.jpg

乾燥餅は10枚入り。
パッケージには、『アレルギー対応』とあり、きな粉のほかに砂糖が添付されているとある。
裏の説明を読むと、乾燥餅を均等に並べ、水を注ぎ、余った水を捨てて、1分ほどで粘りが出ると書かれていた。
興味深々でパッケージを開ける。

hijyo-moti2.jpg

中身は、こんな感じ。
そして、水を注ぐと、こうなる。

hijyo-moti3.jpg

右下の空いている部分は、きな粉を入れる部分なので、餅を入れて水を注ぐわけにはいかないと思い、餅を重ねてみると、餅の数と容器のスペースがピッタリではなく、2枚だけ上に乗せる感じになってしまい、均等ではないので、少し心配になった。

(開けたばかりの画像で、右下のきな粉入れの部分には2枚入っていたが、容器の大きさや厚みは2枚を4個並べて、ギリギリのサイズだったので、やむを得ず、きな粉入れに入っていた2枚を、上に乗せるだけにした)

水を乾燥餅に当たるように注いだところ、餅が崩れだし、慌てて、脇のほうから流しいれるようにしたが、水の当たった1枚は妙な形に崩れてしまった。

hijyo-moti4.jpg

出来上がりの餅は、こんな感じ。
餅というよりは、柔らかい団子といった食感。
しかも、1枚づつ並べたのではなく、容器一杯に2枚づつ重ねて並べたので、出来上がった餅はくっついてしまい、なかなかはがれない。
結局、くっついた2枚を重ねたまま食べた。

そして、添付のきな粉は砂糖入りで、結構甘い。
量も少ないので、食事というよりは、おやつ・間食向けのようだ。
メイのおやつには、ちょうど良かった。

非常食を必要とする事態でも、1度にたくさんの食事を取れない子どもにはおやつが必要だ。
軽くて小さいので、保存しておられる家庭も多いと思うが、大人の1食には足りない量と味だということは、心に留めておいてもいいと思う。

(実際に被害に会われた方の話では、『食欲がわかない』『たくさん食べる気になれない』とも聞くので、そういうことを考え合わせれば、災害直後の食事には良いかもしれない)

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2006年10月31日

現実は、突然、無慈悲になる〜保存水〜

非常食、用意した方がいいと思うけれど、なかなか出来ないし、どこに売っているかもわからないという方は多いと思う。
また、非常食を大量に買い込むのも、恥ずかしいと思う方もいるだろう。

『水』だけでも、備蓄されていれば、それがよく言われる『1日1人3リットル』に満たなくとも、安心感はだいぶ違う。

現在、防災用の長期保存水は5年のものが主流で、これは普通のスーパーなどで、手軽に買えるものではない。
しかも、金額は日常用ミネラルウォーターと比べると、少々高めになってしまう。
だが、『保存水』として売っているわけではなくとも、長期保存可能なミネラルウォーターがある。

ボルヴィック(volvic)が、そうだ。

保存期間(賞味期限)は3年。
輸入品ではあるが、軟水であり、私たちが口にしている水と、大して変わりはない。
スーパーだろうが、コンビニだろうが、ディスカウントストアだろうが、全国的にどこでも入手できる。
箱買いしたって、何の不思議もないミネラルウォーターだが、日常飲料用ミネラルウォーターの中では、一番の保存期間(賞味期限)を持つ。

これならば、買い物のついでに、『ちょっと買っておこうかな』くらいの気持ちで買えるし、試しにしばらく保管して、飲んでみようなんてことも出来る。

我が家では、長期保存水の2Lものは、ネットで購入したが、非常持ち出し袋に入れる500mlは数本しか必要としなかったので、このボルヴィックを購入した。
まだ、買って2ヶ月ほどなので、3年後、どうなっているのか、楽しみだ。

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2006年10月22日

現実は、突然無慈悲になる〜非常食試食〜

いつも遊びに行っている公園で、自治会の催しがあった。
そこで、非常食の試食が出来たので、『ラッキー』と思い、食べてみた。

試食したものは、最近よく見かけるアルファ米の五目ご飯。

アルファ化とは、でんぷんに水と熱が加わると糊化する現象のことで、米の場合『炊く』ことそのものが、これに当たる。
これを急速乾燥させたものが『アルファ米』という。
我が家の非常持ち出し袋に入っているものには『熱湯20〜30分』もしくは『水60〜70分』で食べられる状態になる、と書かれている。


試食用配布時間のかなり前から置かれていたので、どうやら水で戻したものだと思われる。
熱湯で戻すと、温かみで難点が隠れ易いのでありがたいが、食べたことがないので『水』で戻したものだろうということに、やはり不安もあった。
だが、恐る恐る口にしてみれば、普通に炊いたご飯ほど、しっとり感は少ないものの、結構美味しく食べられた。
味付けは、ほんの少し薄目のように感じたが、具もしっかり入っており、きちんと『五目ご飯を食べた』という満足感はある。
メイも、ジンも、ちょうど昼食時にあわせての配布だということもあって、バクバク食べていた。

小さな子どもがいる家庭での非常食選びでは、『子どもが食べられるか』ということが大切になってくる。
一般的に非常食としては『乾パン』があげられるが、お年寄りや子どもには、少し固すぎる。
(公的機関の備蓄では、まだまだ乾パンが主流のようなので、小さい子どものいる家庭はご注意を)

我が家の備蓄用非常食を考える時に、『ジンが食べられるか』ということが一番問題となった。
試しもせず、『普段ご飯を食べているから』と、いくつか購入したが、これで食べられることがわかって一安心だ。

この『アルファ米』、いわゆるフリーズドライなので、軽くて持ち運びの負担にもならない。
我が家の保管している商品には、五目ご飯のほかに、白飯・赤飯・きのこご飯・わかめご飯・山菜おこわ・離乳食時に嬉しい白粥もある。
1パックで、おにぎり2個分というから、成人男性でもこれ1つで、何とか1食いけるだろう。

まぁ、水がなければ食べられない、というのが難点だが、備蓄しておくには、保存期間も5年と長いし、子どもにも食べられるので、小さな子どものいる家庭向けの非常食としてはお勧めだろう。
我が家も、早速買い足そうと思う。

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2006年09月20日

現実は、突然、、無慈悲になる《屋内対策》

地震に対する対策としては、屋外>屋内>備蓄の順に重要性が高いそうだ。
つまり、持ち家の人は自宅そのものの耐震をしっかり施行することが第一で、その次が屋内家具の転倒防止対策、最後に備蓄というわけだ。
我が家は賃貸住宅なので、家そのものの耐震を個人で行なうことは出来ない。
だから、屋内家具の転倒防止が一番重要ということになる。

阪神大震災の時に、お亡くなりになった方々は大半が地震発生後10分以内になくなっており、そのほとんどが倒壊した家屋の下敷きになったり、家具の下敷きになったりしたケースなのだそうだ。
避難できた人で、非常食や水が足りなくて餓死したというケースは、まずないらしい。
(家具の下敷きになり、救助されないまま餓死したケースはある)

そこで、いろいろと家具の転倒防止の方法を調べてみたのだが、一番効果があるのは、家具を壁に固定すること。
東京消防庁・家具類の転倒防止実験参照)
もちろん、ねじや釘を使う。
賃貸住宅では、まず、できない。
賃貸住まいの人が挫折するのはここだ。

最近では、ねじ釘を使わずに済ませる固定器具もあるが、もちろん、ただのL字金具を買うよりは、断然高い・・・

だが、災害対策の専門家に言わせると、何か対策がしてあるのと、何もしていないのでは、やはり違うのだそうだ。

そこで、一番背の高い冷蔵庫は突っ張り棒式の転倒防止器具で固定し、足に粘着状のマットをはさむ。
それ以外の固定できるもの(テレビやビデオ・パソコン、カラーボックス、洗濯機、オーブンレンジ)などは、粘着状のマットのみで固定。
おもちゃ棚は粘着上のマットを壁際の底につけ、手前側には挟み込んで斜めに壁側に倒す器具をつけた。

効果もイマイチだと思うが、何もしないよりはマシだ。
そんな気分になっている。

だた、これでも、問題は解決していない。
パソコンデスクとレンジ置きに使っているスチールラック。
これらは足が車輪になっているので、粘着上のマットが使えない。
しかも、パソコンデスクには、上置きのスチール棚を後乗せしてある。
スチールラックは、単体でもかなりの重量があるので、結構心配なのだが、今のところ、いい解決策が見当たらない。

ガラス類には飛散防止シートを貼る。
我が家は食器棚や本棚などガラスを使った製品が少ないので、あまりないのだが、倒れて割れるとケガをするので、結構重要。

地震対策をしようと家の中を見渡してみて、かなり危険だということに気づいた。
固定できる家具はいい。
だが、キッチンなどには、日常的に移動させて使うため、固定が不可能なものも多数ある。

それに、食器棚のドア。
地震の際には、空いて、中のものが出てきて割れてしまうだろう。
赤ちゃんが戸を開けるのを防止する吸盤タイプのストッパーをつけても、扉が開くのを防止する効果があるらしいのだが、毎回、解除して開け閉めするのは、結構面倒。
地震を感知するとロックのかかる器具もあるが、ねじ釘を使うので、賃貸には不向き。

賃貸生活は、地震対策に制約が多い。
だが何度もいうが、やらないよりはマシだ。

地震ハザードステーションというHPがある。
ここでは自分の家の辺りで、どれくらい地震の可能性があるのか調べることができる。
近畿から関東にかけての太平洋沿岸は、地震の可能性がかなり高い。
近年言われている東海・東南海地震のためだろう。
東南海地震は、今度来るものは大型になるとの見解も発表された。

震災異聞は、阪神大震災のことをまとめたページだ。
報道されなかったことも、生々しく書かれている。
ぜひご一読頂きたい。
posted by 荷葉 at 06:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

現実は、突然、無慈悲になる〜災害対策〜

昨夜、寝ようとして布団に入ると、なぜか妙な想像に囚われてしまった。
私は、ふと思いついた想像を、とことんまでリアルに想像しようとする癖があるが、今回ばかりは、真剣に対策を取ろうと、思わず必死で考えてしまった。

ふと思いついた想像は『今、大地震が来たら』。
ちなみに『今』とは、私が布団に入る深夜12時すぎ・・・いや1時過ぎである。

我が家は夫が深夜勤務なので、もちろんいない。
もしかしたら、私も寝ているかもしれない。

とりあえず、起きていたと仮定して、まずどこに逃げるのが安全か、考え込んでしまった。
少ないなりだが、一応の避難用品は準備してある。(でも、押し入れに常備)
だが、寝ている子供2人を抱えて、避難リュックを取り出して逃げることが可能だろうか?

まず無理だろう。(寝起きと仮定すると、絶対に無理だと思う)


子供を抱えて逃げるのが精一杯のような気がする。
命あっての物だから、抱えて逃げるのが精一杯でもいい。

でも、布団から飛び出したら、裸足。
外に逃げるには危ない。
・・・玄関だけでなく庭先にも靴を置こう。

その前に、今住んでいるマンションは大丈夫なのか?
それによって、だいぶ心構えも違う。

調べたところ、阪神大震災では、亡くなった方の多くが、建物倒壊によるもので、その倒壊した建物の多くが、昭和58年(1981年)以前の旧耐震基準だそうだ。

・・・見た目が古いマンションなので、かなり心配になり 起きだして、賃貸契約書を確認。
1985年築とあり、とりあえず安心。

と、まぁこんな具合だ。
今は携帯でもそこそこの調べ物ができるので、気になりだしたら止まらない。
だが、携帯のバッテリーが切れて、調べ物はストップ。

そして、落ち着いて考えてみれば、東海地震の警戒地区にある実家では、寝ている足元に母手作りの防災頭巾が置いてあった。
頭巾の中身は着替え一式。
幼い頃は毎年、母が中身を入れ替えていたように思う。
家族で避難場所とか、自宅にいないときに被災したら落ち合う場所とか決めてあった。

幸い、母手作りの防災頭巾も、家族で決めてあった避難場所も落ち合う場所も使う機会がなかったが、今の私は親として『突然無慈悲になる現実』に対して、想像もしなければ、対策もしていないことに気付かされた。

でも、災害対策の盛んな時期に盛んな場所で育ったので、小さい頃は、とっさに机の下に潜るのは当然に出来た。

小学校高学年のどんと焼きの日、どんと焼きから帰ってきて、朝食を取っていると、かなりの地震が・・・
とっさに、ご飯茶碗を手に持ったまま、ダイニングテーブルの下へ。
そして揺れが収まりつつある頃、ダイニングテーブルの下で、朝食の続きをした。
どんと焼きの片付けで、帰りの遅くなった父は、田んぼで地震にあったそうだが、刈り取られた稲の跡が、うねうねと地震の揺れで動いていたそうだ。

私には、育った環境のおかげで、地震に対する対策が身についている。
だが、子どもたちはそうではないし、まだ、上手く対応できる歳でもない。

もしかしたら、明日、無慈悲な現実が起こるかもしれない。
子供たちのためにも、想像を駆使して、すぐにでも対策を考えよう。

皆さんの家では、どんな地震対策していますか?
posted by 荷葉 at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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